2010年01月29日

政党交付金 導入の経緯

主要国の政党助成金制度500.jpg

政党交付金分配額500.jpg

10年分の配分予定額は、09年衆院選で大勝した民主党が初めて自民党を逆転、制度導入以来最高となる172億9700万円程度となる見込みだ。
 政党助成法には、政党が不正に政党交付金を受け取った場合などに総務相が返還を命じることができるとの規定がある。返還命令が出たのは、07年10月、玉沢徳一郎・元農相が支部長を務めていた自民党岩手県第4選挙区支部が03年分の領収書を改ざんするなどして政党交付金使途等報告書を訂正した問題で、同党が255万2800円の返還を命じられたケースだけだ。
 国立国会図書館の調べによると、09年1月現在、政党に対する公的助成は、イギリスやドイツ、フランス、オーストリア、韓国などが導入している。このうち、韓国は、国庫補助金を受けた政党が解党した場合は残額を返還することを義務付けている。
 政党への公的助成は、リクルート事件で政治不信が高まり、政治改革が最大の課題となった1989年から検討が本格化した。政治家個人による政治資金集めが腐敗の温床になっているとして、個人の資金集めを抑制する代わりに、国が政治資金を補填する狙いがあった。
 政府の第8次選挙制度審議会は90年7月に公的助成の導入を答申した。西ドイツ(当時)やスウェーデンを参考に政党の国政選挙での得票率や所属国会議員数で配分額を決めるという内容だ。
 海部内閣は91年、この内容を盛り込んだ政党助成法案など政治改革関連法案を国会に提出した。自民党内の反対で廃案に終わったが、政治改革を旗印にした政界再編を経て、非自民の細川連立内閣が改めて政治改革関連法案をまとめ、93年に国会に提出。細川首相と河野洋平自民党総裁(当時)の党首会談を経て、政党助成法は94年1月に成立、95年1月に施行された。
 細川内閣の山花貞夫政治改革担当相は国会答弁で、政党交付金総額の根拠について、政党と国会議員の関係政治団体の年間支出総額(89年から3年間の平均)を1244億円と算出し、その3分の1だと説明した。
「3分の1」というのは、海部内閣当時の政府内の論議が根底にある。政党の支出は、「党費や個人献金」「企業・団体献金」「公的助成」でそれぞれ3分の1ずつ賄うのが望ましいとされたのだ。2007年分の政党交付金を受け取った6党(本部・支部)の収入に占める政党交付金の割合は33・1%で、ほぼ3分の1となっている。
 毎年の政党交付金の総額は、直近の国勢調査人口に1人当たり250円を乗じて算定される。国勢調査人口のため、在日外国人も計算に入る。
 2010年分の総額は05年国勢調査に基づき、319億4199万9000円だ。政党が交付を受けるには@所属国会議員が5人以上A国会議員がいて、直近の衆院選、最近2回の参院選の、選挙区選か比例選のいずれかで全国を通じた得票率が2%以上−のどちらかの要件(政党要件)を満たす必要がある。政党は1月1日を基準日として、総務相に所属国会議員数と得票数などを届け出る。
 各党への配分額は、総額の半分は所属議員数に応じて、残り半分は得票数に応じて計算される。衆院選、参院選があった場合は改めて算定する。共産党は要件を満たしているが、制度に反対し、届け出ていない。
 読売新聞社の試算では、10年分の配分予定額は、09年衆院選で大勝した民主党が初めて自民党を逆転、制度導入以来最高となる172億9700万円程度となる見込みだ。
 政党助成法には、政党が不正に政党交付金を受け取った場合などに総務相が返還を命じることができるとの規定がある。返還命令が出たのは、07年10月、玉沢徳一郎・元農相が支部長を務めていた自民党岩手県第4選挙区支部が03年分の領収書を改ざんするなどして政党交付金使途等報告書を訂正した問題で、同党が255万2800円の返還を命じられたケースだけだ。
 国立国会図書館の調べによると、09年1月現在、政党に対する公的助成は、イギリスやドイツ、フランス、オーストリア、韓国などが導入している。このうち、韓国は、国庫補助金を受けた政党が解党した場合は残額を返還することを義務付けている。
読売新聞1月28日
posted by Depot at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | D/B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

自国への誇り、最も高い国は豪、日本は最下位

2009自国のイメージ 日本最低.jpg

<調査>自国への誇り、最も高い国は豪、中国は7位、日本は最下位―英誌モバイル版URL : http://rchina.jp/article/35877.html 2009年10月2日、英誌エコノミスト(The Economist)が発表した調査結果によると、世界33か国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリア、最も低い国は日本であることが分かった。

同誌は、ニューヨークに拠点を置く世界的なコンサルティング会社レピュテーション・インスティチュート(Reputation Institute)がまとめた調査結果を引用し、「ほかの先進国と比べて、オーストラリア国民は、自国に対する信頼・称賛・尊重・誇りがより高い」と伝えている。

オーストラリアが自国に付けた点数は100点中90点前後と最も高かった。最低点を付けたのは日本で、およそ56点だった。「オーストラリア国民の自国への情熱は、まるでスポーツのようだ」と同紙は総括している。

同ランキングの2〜10位は、順にカナダ、フィンランド、オーストリア、シンガポール、インド、中国、フランス、スペイン、チリ。自国に対する誇りにおいて世界基準とされている米国は11位で、自国に付けた点数はおよそ70点だった。

同誌によると、調査結果は金融危機の影響を少なからず受けている可能性があるという。なお、オーストラリアはその影響が最も小さい国とみられている。(翻訳・編集/SN)2009.10.4配信
posted by Depot at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | D/B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。